「私」にはなかった「モノ」【実話】
そういってアルバイトの休憩室に行った。
一度椅子に座って休んだ。
ふぅ、と溜息をついて一つ思い出した。

サイトのアドレスを教える約束をしていた。
けれども忘れていた。

鞄の中からメモ帳を取り出して、サイトのURLと、サブアドレスを書いた。
それを持ってまた仕事場に戻った。



「アキラさん、これ、サイトのURLです。URL間違ってたらメール下さい。メールでURL送るんで。」

「え?あ、うん。」

「それじゃ、お疲れ様でした。」



いつも通り帰路についた。

帰りに思ったのは明日何をしようという事。
今日はいつもより少し疲れた気がした。


家についたら寝てしまった。
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