あたしの執事
「あのね、坂上…?私今から秘密基地行くの。



「苦しい言い訳ですね。」


「な、わかっているなら見逃してよ!」



「……、お嬢様あなた自分の立場わかっていらっしゃいますか?」



きっと、いつもみたいに名前で呼ばなかったのは私に自覚させたかったのだろう。


私は日本屈指の財閥令嬢。


金目当てに近づいてくる人間が山ほどいる。


中には、どんな手段を使ってもお金を引き出す連中もいる。


危険だから、軽率な真似をして欲しくないに違いない。
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