あたしの執事
「ちょ、待って……下さ…い。


愛梨はドアの隙間から必死で足をねじ込むと、子供と言われたことに苛々しながらも極上の作り笑顔で誤解をとこうとした。


「私、今日から妹喫茶の方で働かせてもらうことになった、桜井愛梨です。」



栗色の髪をした少女の眉間のしわが徐々に薄れて、驚きの表情に変わっていく。



「…妹喫茶?あぁ、もしかして…」
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