転校生は発明家
別に中も変わったようでもなく、外見で想像できる程度だった


「で、どこがすごいんだよ」


期待はずればかりで、ちょっとばかりイライラしてきた


「まあ、早くあがって私についてくるのだ」


そう言い夜明は、家の中を突き進んで行く、俺も急いであがってついて行ってみると、夜明が廊下の行き止まりで止まっている


「なんだよ、結局ラボなんて…」


言いかけた時、夜明の前の行き止まりの壁が開き下に続く階段が現れた


「さ、ついてくるのだ」

あ、あっけにとられた。意外な事だったから、足が止まってしまったが、そんな足をなんとか動かしながら、階段を降りていった

しばらく、螺旋状の階段を降りていくと下の方に光が見えた

下に行くにつれ、だんだんワクワクしてきているのが、自分でもわかった

「着いたのだ」


そこに広がった、光景に驚いた
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