転校生は発明家
「うるさい、男の手伝いするよりは女の手伝いした方が得じゃねーか」

「男の理性とかいうやつか、私も男だが理解できぬのう」


深く悩みこむ夜明を横目にラボの中を見わたした。

いたるところに発明品らしきものが置いてあるのがよくわかる、

そんな一角に箱に入ったアメを見つけた

「お、アメがあんじゃん、いただき」

そう言って、箱の中に入ったアメを一つ取り出し食べようとしたら

「あ、それは…」

遥さんが言ってくれたがもう遅かった

食べようとしたアメから何かが飛び出てきて、一気に体を取り囲まれた


「な、なんだよこれ」

必死に網のようなもの切ろうとしたが、なかなか切れない

「夜明、なんだよこれ」
「製造番号No.246スパイダーネット(アメ型)」

聞きながらも、手持ちのハサミで切ってみるが、切れない

「あー無理無理、それは日本刀でも斬れないのだ」


「ならちぎってやる」

「それも無理、象が20頭乗っても、びくともしないのだ」

冷静に言ってくる夜明は、なんだか見下した感があるようで少しにやついてる

「あーも、いいから取れ」


「取れじゃないなく、『取ってください夜明様』じゃないのか」
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