転校生は発明家
9秒後、何今すぐじゃ無いんだろと思いながらも、俺にはそれを信じるしかなかった。


「4、3、2、1」

「発射」

と言い、バードに連結したスパイダーを遥さんが思いっきり投げた。
直後に強い風が吹き、南西寄りに投げた二機も少年の真下に行くようになった。

スパイダーは、地面すれすれの所を飛んでだんだん少年の真下に近づいてる時、ついに少年の手が放れ落下し始めた。


「やばい、手放したぜ」
まだ、スパイダーたちは下まで来ていない。

少年が地面にぶつかる、俺がそう思った瞬間、スパイダーの口から、糸が吐き出された
その糸は、地上にある木や電柱などに付き、見事に地面と平行に見事な蜘蛛の巣を作った。

ジャストできた瞬間に、少年がその上に落ちてきた。まさに間一髪と言えるほど本当にギリギリだった。


「あ、あっぶね〜」

あまりにギリギリだったため、足がすくんでしまった。

「大丈夫」

遥さんが手を貸してくれながら声をかけてきた。
手を借りながら俺が立ったのと同時に、夜明が倒れた。

「おい、夜明」

よく見てみると、ただ寝てるだけのようだ

「あちゃー、やりすぎたか、ゴメンね成君、今日はかえってもらえるかな」

「え、でも…」

「お願い…」
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