転校生は発明家
「夜明さん?」

俺は恐る恐る聞いた。

「ん?どうかしたのか彰二」

異様に夜明の笑顔が怖かった

「しゅーくんどうかしたの?汗がすごいよ」

さすがの俺も今、自分が尋常じゃない汗の量には気ずいていたが
それを止めようにもどうしても止めることはできなかった。

「そういえば夜明くん、なんでこんな所にラボを作ったの?」

雪奈がそう訊くと夜明はニッコリ笑い

「フフフ・・・」

一度溜めて・・・・

「それは、わたしの発明品でこの学校の生徒たちにわたしの
発明品を使ってもらう(実験台)になってもらうのだ」

「あのな~、どうやってそんなわけの分からない物使うんだよ」

また夜明は不適に笑うと俺の方によって来て

「この学校には悩みを抱えている者がいると思うか?」

「そりゃーいるだろ、人間なんだから悩みの一つや二つ・・・
ってまさか・・・」

「うむ、さすが我が助手だ」

「しゅーくん、どういうこと?」

「どうもこうも、こいつこの学校の中で悩みを抱えている
生徒に発明品を使わせるつもりだ」

「よくわかっていておるの」

夜明はニコニコしだして目は輝いていた


「でも、どうやってここに来るの?」

俺はそれを聞くと確かにと思えた・・・
まず図書館を使う生徒もいないし例え来たとしても
ここを知るすべもない・・・・
というより、ここの存在を知らないだろう・・・
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