壊れたこころ
塾で

恐怖

塾に行くと教室にはお父さんの教え子がいた。
「今日おまえの親父にしかられてさ超ームカついてるんだわ。なんかおめー見てるとムカツク!」そう言うと同時に僕のおなかに鉄拳がはいった。「こいつ見てミー、安藤に似てるからなぐってすっきりした。もっと面白いことやるべー。」何人かいた周りの男子が、ニヤニヤ笑っていた。僕の背中にはきらりと光る小刀風のナイフがあたっていた。そして僕はそんな奴らの奴隷にその日からなった。
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