走り出せ、コスモス<前編>




俺の胸の中にいる小さな女の子

想像以上に小さくて、細くて、驚いた


抱き寄せて、体温を感じて

胸に温かいものが流れ込んでくるような気がして

『幸せ』って

こんな感じなのかなって思った



「先生…?」


きっと状態を理解していない
調子はずれの声がした

かまわず強く抱きしめて

俺は幸せに浸った








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