Five Days
「ミィーっあんまり大きな声だすもんじゃなぃょっ」

そぅぃって出てきたおばあさん…
魔女みたいな格好…

どんだけメルヘンちっくなんやねんなっ

「なにかお捜し物でもあるんじゃろか?」

「ミィーも捜してきてあげるょ」
『いゃ…別に…ただ入ってみただけぢゃけん』

「そぉかぃ…まぁゆっくりしていきなはれ」

『いえ…これから学校なんで…』

そぅ言って店を出ようとふりむいたんょ

やったら 銀色に輝くブレスレットがゥチの目に飛び込んできたんや

これは…

どっかでみたょぅな気ぃはするんぢゃけんどわからへんのんゃ

どこやったっけなぁ




……

誰かが着けちょった気ぃはするんぢゃけんど…

誰やったか忘れてもぉたゎ

「それ★気にぃったの?」

気ぃついたら さっきミィーっつて呼ばれょった女の子がゥチの前にたっとってんや



「それは対になってましてねぇ★実はもぅ一個はだいぶ前にあげたんじゃ…あなたがそれに魅入られたのも何かの運もねぇ 本当はそれは店のそとにださんつもりだったんですけど…差し上げましょぅ」

そぅ 言っておばあさんはブレスレットをゥチの腕につけた…

お金はっ…

って言うたら いらんょ ゆわれた…

まぁ ラッキーかなっ(笑)

そんなこと思いながら時計を見たら 学校始まるまであと5分やなぃかっ!

やばぃ
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