サイテー彼氏
「ひゃ〜〜〜、ファンの発言は怖い事」
 
 美羽子が脇で言う

「やれるもんならやってみなさい」

 私は強く言う

「近いうち必ず行くからな!覚えてろよ!」

「ばいば〜い」

 私は笑顔で言う、そして怒鳴り込んできた女性は消える

「あんたどうするの?ファンの子は怖いよ?」

 美羽子が心配そうに言う

「ファンはファン!恋は恋って言ったの誰だっけ?」

「いや、そうだけどさ」

「さっ!買い物の続き続き」

「う、うん」

 美羽子が元気のない返事をする

「さっ!何処行く次?」

「う〜ん?とりあえずミネバ行かない?」

 美羽子が私の問いに答える

「うん行こう」

「最近別れたからナンパでもされないかな?」

「も〜!何言ってるの!ナンパする男に良い男なんて居ないよ!」

「かっこ良い男なら良い」

「かっこ良くてもそう言うのは遊び人ばっかだよ!!」

「アリスはよく男を見てないんだね、そんな男ばっかじゃないよ?」

「はいはい、じゃあミネバに行こう」

 私は気の無い返事をする、そして二人は歩き出す

「さぁ着いた♪中に入ろう」

 美羽子が言い二人は中に入る

「いらっしゃいませ」

 店員が声をかける

「ご注文は何にいたしますか?」









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