兎は俺のモノⅡ






後片付けは二人でやった。

アタシは啓が洗った皿を拭く。

理由は指切ってしみるから。

啓の優しいとこ。














まったりとした時間を過ごして

啓が

「風呂入るか?」

「うん入る…。」

「俺もだけど?」

「えッ!啓も?」

「ダメ?最後の一夜なのに?」

そこまで言われると…

「じゃぁ一緒にはいろ?」

「やった!」

無邪気に笑ってる啓がいた。

< 64 / 103 >

この作品をシェア

pagetop