兎は俺のモノⅡ





啓は淡々と話している。

アタシは明日旅立つ…

いつ啓に会えるかわかんない…。

でも啓はきっと来てくれる

イヤッ絶対来る。

「啓…。」

「何?」

「絶対に来てくれるよね?」

「あたり前じゃん。

さっき言っただろ?

あっち行ったら結婚するって。」

そぉ言って啓はアタシの頭を自分の胸

に寄せてぽんぽんしてくれた。
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