君しかいない...
すると健吾は金魚すくいの前で止まった。


「よし、やろう。」

健吾はお金を払い、金魚を一匹すくった。

私は思わず、
「すごーいッ」
って声を出した。

健吾は照れてた。

次の瞬間に穴が空いた。


へへへッ
私は自然に笑みがこぼれた。
久しぶりに笑った気がする。

「ハァー。。」
とため息をついた健吾。

なにかと思って健吾の方を向く。
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