だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
淳也と、アドレスを交換した後は、なんとなく会話が弾まなかった。


本当は、もっともっと聞きたい事が、沢山沢山あるのに…


カウンターでは、相ちゃんと恵と、恵のお気に入りの男の子とが楽しそうに話をしている。


私も、あんな風に話をしたい。


淳也と…


目の前に居る男は、なんて素敵なんだ。

髪を染めているからなのか、色素の薄い瞳と体毛の少ない腕。
そして、男性なのに綺麗な指をしている。


女性を抱く時、どんな動きをするのだろう…

きっと、優しく丁寧に女性を扱うのだろう…


何人の女と、夜を共にしてきたのだろうか。

見えない女と、私の知らない過去に、嫉妬した。


もう少し早く、出会いたかった…



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