だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
淳也と肌を合わせた後、私達は一緒にシャワーを浴びた。


そして裸のまま、ベッドに横になる。


淳也は、腕枕をしてくれた。



その日私達は、淳也が帰るまで何度も何度も抱き合った。


お互い、疲れる事を忘れ、ただただ、互いの躰を貪り合った。



その日を境に、淳也は家から出社するようになった。


連絡も、マメだった。


たまたま、電話に出れない時は、激しく私を心配した。

時には、心配のあまり激しい怒りをぶつける事もあった。


その時の私は、愛情だと思っていた。

束縛が、愛情…



そして、いずれ大阪に帰ってしまう。

離れ離れになってしまう、二人。

時間は、限りなく限られていた。


淳也が、大阪に帰れば暫くは遠距離になる。


その不安は、やり場の無いどうしようも無い場所にある。


だから時間の許す限り、私達は愛し合った。



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