だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
ごめんなさい…、ごめんなさい…。

私は淳也に、何度も何度も謝った。


「恭子…。やっと、僕の気持ちを分かってくれたんだね」


私は、泣いた。
泣いて、淳也に何度も謝った。


「恭子…。もう、良いよ。ちゃんと、僕の気持ちを分かってくれたんなら…。愛してる、恭子」


淳也はそう言って、私を優しく押し倒した。

私も、淳也に応えようと気持ちを高ぶらせる。

しかし、淳也はお座なりな愛撫で、早く一つになりたがった。


「まだ、濡れてないの…。もっと、優しく触って?」

「もう、充分に濡れているよ」
淳也は、面倒臭そうに言った。


「お願い…。無理矢理は、イヤ…」

「大丈夫、大丈夫だから。何時もと、同じだよ」


そう、言ったのに…

淳也は、無理矢理私の中に入ってきた。


… 痛い …


「痛いよ…。もう少し、ユックリして…」

「大丈夫だって、言ったろう?なんで、ガマン出来ないんだ?」
淳也は、私を上から冷たい目で見下ろした。


淳也が、急に違う男に見えた。


私は、淳也を見上げながら、脅えた。
脅えながら、謝った…。




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