だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
その日から、淳也は私を毎晩の様に抱いた。

私が、体調不良でも、気分が乗らなくても、熱があっても、淳也にはお構い無しだった。


― どうしても、今日はイヤッ!―

そう拒絶をした日は、私の頬を張り倒し、無理矢理服を剥ぎ取り、行為に及んだ。


最早、私には拒否する事すら、許されないのだった…


淳也は、泣いた私を責めた。

― 恭子が、拒絶するから悪いんだ ―

― 恭子が、素直にならないから悪いんだ ―

― 恭子が、悪いから手が出てしまったんだ ―

― こんなに、乱暴するつもりは無かったのに、恭子が言う事を効かないからだ ―


罵倒され、罵られ、乱暴に、行為は及ぶ。



私の心は閉ざされ、何時しか私に、深い深い傷を負わせた。



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