改訂・女子高生とおじ様の恋
人間社会での表面的な感情だけでは語れない、それはきっと言葉に表すのは不可能なのかもしれない。

このような考察が真実であるかどうかを検証することはさほど重要ではないと思う。

このような考え方があるのだと受け入れるだけで人を愛する様々な形を具現化できるのだから。そしてその相手を心から愛することが出来たなら、それで何を批判することがあろうか。幸せになれたなら、それを挫くどんな正当な理由があるのだろうか。

秋の夕暮れはつるべ落とし。様々な想いに耽っている間に暗くなってきた。

部屋の灯りを点け、パソコンの電源を入れてた。

果林からメールがきていた。

「会うことにしました。いつにしますか?」
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