valentineの贈り物
私の中の蘭クンは消え去っていった-…。


「あぁ〜私の蘭クンはどこへ行ったの?
エロ蘭クンなんて…
蘭クンじゃないよ…」

「乃亜…
これが現実だよ…?」
確かにそうだけど…
知りたくない現実だった…
「諦めるの?」

「曖昧なんだよ…(泣)」

「摩那が思うに…
これで諦めたなら、それほど本気じゃなかったって事だよね…」
ごもっとも!
「まだよくわかんないんだよ…
気持ちがハッキリしないと言いますか…?
前カラ気持ちがよぉわからんのだ!」

「まぁ乃亜がゆっくりと決めなさい!
その代わり、後悔しないでね?」
うん…
「じゃあ!パッパと振られて、キッパリと諦める!かなり早いけどね〜曖昧なのはやだし…
告ります」

「「はあ〜!!
待って!!
早すぎない?」」
2人がハモった…
「でも諦めるために告ります!!」

「早ッッ
でも応援するよ!」

「あのさぁ-…
いつ告んの?」

「わかんないけど…
でも今月中には告ります!!」

「って今は1月の終わりらへんだよ?」
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