。゚+相方Lovers+゚。
『いーよ!』
「どっか〜んッ☆」
姉ちゃんがわざわざ効果音をつけて入ってきた。
『どーしたん?』
「そらこっちのセリフや」
え?
『何のこと…?』
「それはあんたが一番よう知ってるんちゃうん?」
優しく諭すような口調の姉ちゃんは、そう言いながらあたしの腫れた瞼にそっと触れた。
ビクッ
思わず姉ちゃんの目をのぞき込んだ。
ホンマに姉ちゃんはどこまでも意味不明やわ。
なんも言わんでもわかってくれてるみたいで……心が温かくなるってこーゆーことなんかな?なんて思ってたら……
『…うっ……』
止まったはずの涙がまた出てきた。
あかん、いっぺん泣いたら涙腺緩むわ……
「よしよし。よう頑張ったな」
──それから……姉ちゃんはあたしを抱き締めて、ずっと頭を撫でてくれてた。
おかげでスッキリするまで泣けた。
『姉ちゃん』
「ん?」
いつもの意味不明さはどこへやら。ただ優しく笑う自慢の姉ちゃんがおった。
『ありがとうな』
「何を今更。ほら、もう涙は終わり!」
そう言ってあたしの両頬を伸ばした。
「いはい…(痛い)」
『スマイルスマイル♪』
そう言って手を離すと、部屋を出ていった。
野次馬根性丸出し、噂大好き!な姉ちゃんが……初めてなんも聞いてこやんかった。
2年早く生まれただけやのに、姉ちゃんって大人やな。
「あー!お母さん!!あたしのハンバーグ、真希のよりちっちゃいぃ〜!!」
キッチンから聞こえてきた姉ちゃんの声。
前言、撤回しよっかな……