。゚+相方Lovers+゚。





『さて、どうしよっかな』




家に帰ったあたしは、クローゼットからありったけの洋服を取り出した。




決戦は明日の土曜日。


ちょうどええな。
土曜日フラれて、日曜日へこんだら…月曜日はいつも通りや。


海斗を゙好きな人゙から゙仲のいい男友達゙にする。



ただ……それだけ。




『問題は格好やねんなぁ。あんま気合いいれてもなぁ……でもあたしにとっては勝負どころやからなぁ…』

「そこの!白いニット生地のタートルネック!と、黒いリボンのついてるバルーンスカートのワンピース!重ね着やっ」

『はいっ!』




言われた2点を手に取る……って!!




『姉ちゃん!?』

「やっほ♪」




い、いつのまに!!




「当日の髪と化粧は任しとけ!姉ちゃん、全力でサポートしたる」




グッと拳を天井に振り上げて、気合い十分な様子。




『いや、そんな気合い入れんといてよ」

「なんで!?」

『なんでって……あたし、姉ちゃんのおかげで決心してん。いつまでも逃げてんと向き合おって』

「ほお。そりゃよかった」




コクコク頷いて、納得する姉ちゃん。




『だからガツーンと告って』

「うんうん」

『バーンとフラれようかと』

「うんうん……え?」




……なんか知らんけど、めっちゃ見てくる。




『な、何よ?』

「…あんた、あほやろ」

『はぁ!?』




何を言い出すの!人の決意を!!




「姉ちゃん、今ビックリしたわ。うん。今世紀最大の驚きやわ。おかげで寿命3年延びたわ」

『縮めや、めんどくさい』



っつか今世紀最大って……どんだけビックリしてんねん。




「めんどくさいって何!?……まぁええわ。あたしが勝手にやったる」




そう宣言して、部屋を出てった。





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