。゚+相方Lovers+゚。




────決戦の日……(翌日、土曜日)




『さ、行くか』




準備を整えて部屋を出る。




「ちょい待ち」

『げっ』




コテとメイクポーチを手にした姉ちゃんに見つかった。




『いや、いいって…そんな「黙っていじられてりゃあええんじゃ。座ってろ」

『はい』




姉ちゃん、怖いッス。


いつもと違うオーラ出てるッス。


趣味に対する情熱は恐ろしい姉ちゃん。


人の髪いじったり、化粧したりすんの好きやったな……



観念したあたしは、言われた通りに座った。




『姉ちゃん、なんでこんな必死なん?』




あたしのセミロングの髪をとかしてる姉ちゃんに聞いてみた。




「当たり前や。可愛い妹の恋路を応援したくなる姉心」

『姉ちゃん…』

「……ってゆー名の野次馬根性、噂大好き魂」

『ですよねー。どーせそんなことやろーと思った』

「まぁまぁ。ほら、出来た♪」

『うーわ…』




ふわふわに巻かれた髪。黒いリボンのついてるカチューシャをつけられている。


ナチュラルに化粧もされてるし。




「なんやねん、うーわって」




ふてくされる姉ちゃん。




『……可愛すぎひん?』

「…真希、うぬぼれてんのか?」

『ちゃうわ!!』




そうじゃなくて!

あたしのキャラじゃないってゆーか……


格好が可愛すぎて気が引けるとゆーか?




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