。゚+相方Lovers+゚。




『…今日何時に起きた?』

「5時」

『早ッ!!どないしたん!?』

「目ぇ覚めた」

『へぇ』




………ヤバいヤバいヤバい!!




まったくもって会話が続かん!!


なんやこれ!?
コイツ、ホンマに海斗か!?


ノリ悪いし!ボケへんし!!ツッコめへんし!!


あー!!もう!!




『海斗!』

「ほぇ?…いで!いででで!!」




あたしは電車の窓際で、流れる景色を見つめてボケェっとしてる海斗の両頬をつねった。




「痛いって!!何すんねん!男前が台無しなってまうやろ!!」




ほら、きた。




『それそれ!』




あたしが手を離すと、




「何がやねん!」




ちょっとお怒り気味の海斗。




『だってボーッとしてるし。らしくないやん!あたしは普段どーりの海斗が好きやねんけど』




……………あ。ヤバイ。


流れでかる〜く好き言うてもーたぁぁぁ!!


まぁでも雰囲気が雰囲気やし?

海斗鈍感やからきっと………




「ほぉ。お前ついに俺に惚れたか!?」




な?ボケてくれると思った。




『調子乗んな、ハゲ』

「だからハゲちゃう!真希しつこいッ!」

『将来予想や〜ん』

「不吉なこと言うなぁぁぁ!!」




顔を見合わせて、笑った。




ホンマばついに゙じゃなくですでに゙。


゙惚れだんやなくで惚れてだやけどな。



そう考えると、胸がチクリと痛んだ。



……早くこの痛みに慣れなあかんな。



「あ、真希!次やて!次の駅!!」




ニッコニコ笑って窓の向こうに見えた観覧車を指差した。




『ホンマや!ぜっったいジェットコースター乗ろや!?』




あたしも笑顔を返す。




「あったり前や!!」





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