【短編】極道彼氏!~あたしの虜~
「ありがとうね篠原くん!」



あたしがそう言うと、篠原くんは一瞬時が止まったように固まった。



「篠原くん?」



「すいません!あまりにも、笑顔がか可愛くて!」



そんな笑顔で言わないでよ!恥ずかし過ぎる!



あたしが顔を真っ赤にさせ下を向いてると、黒塗りのリムジンが校舎に止まる。


ぷっーぷっー…
ガチャ…


音がなり、篠原くんが片手をあげる。そこから誰かが出て来た。鬼畜のように目つきが悪く。
サングラスは、頭の上に置いてある。



銀色の髪に、片方の髪だけ結んであり、スーツは、着崩れなくビシッと来ていていかにも出来る人だと思う。



「たつや、そろそろ仕事だぞ?」



「桐生!あ…例のあれだろ?お前の方でなんとか出来ないのか?」



なんの話だろ?仕事って事は…高校生じゃないのか。お父さんが組長だもんね?って事は…それ関係?
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