らぶ米でぃ!

「何、ニヤニヤしてんだよ?」


「に、ニヤニヤなんかしてないってば!」


「してただろ?気持ち悪いなぁ。

ホント、俊太、お前こんなのと付き合って大事な時間潰してて大丈夫か?」


は?こんなのって何?自分の妹でしょ?


大事な時間潰すって言い方あり?


そりゃあ、テスト期間中なのに余計なことに気を使わせちゃったのは事実だけど・・・


私だけの責任じゃないよね?


「うん、僕にとってはコメコといる時間が大事な時間だから。」


サラリと言う俊太。

思わず赤くなる私。



それを見ていて

「あ~、もうウザっ!

俊太、お前もうサッサと帰れ。」


俊太に冷たく言い放つ八十八。


「え~、八十八兄ちゃんせっかくだから勉強教えてよ。」


私といる時間が大事とか言っといて・・・


「八十八兄ちゃんとこ行ったことないんだよね。今から行ってもいい?」


なんで八十八んとこに行きたがるわけ?


「ああ、まあ・・いいけど?」


普通に了承する八十八。


ちょっと待ってよ!

「何で俊太が八十八んとこで勉強するわけ?

だったらうちで・・・」



うちで勉強しようよ!と言おうとした私





「いや・・・八十八兄ちゃんのとこの方が・・・」


へ?

俊太の言葉に何だかちょっと

ガーン。。。


< 188 / 364 >

この作品をシェア

pagetop