らぶ米でぃ!
そして翌日――――

八十八の車から降りた

ゆいちゃんの・・・大荷物?


「舞子、それ舞子の部屋まで運んであげて。」

「何で私が?」

「それぐらい平気だろ?米より軽いから舞子なら指一本で運べるさ。」


なっ・・・なんだとぉ~~~~っ!


「八十八が運べばいいじゃない!」

・・・って?


「ちょ、ちょっと待って!」

何で?


「どうした、舞子?」


どうしたじゃないよっ!


「ゆいちゃんが何で私の部屋に?

もしかしてゆいちゃんも住み込みとか?」


「当然だろ?」


「そうだよ、ゆいちゃんだけ仲間外れなんてかわいそうだよ。」


俊太まで・・・



そんなこんな



米屋“玄舞”でこの4人が

店番ですかっ?


「何か俊太ってゆいちゃんに優しすぎ。」

「え?そうかなあ?」


自覚の無い俊太


「ゆいちゃんは、八十八の彼女なんだからね?

なのに何か必要以上に世話焼いてるし。」


ちょっと私もシット心が出てるかも知れないけどいいよね?

自分の彼氏が他の子に優しかったらシットぐらいするよね?


「それってさあ・・また、ヘンタイとか言うわけ?」


え・・?

別にヘンタイって思ってるんじゃなくって・・・


「まあ、どーせ俺はヘンタイだし?」


俊太は、どうやら前に言ったことを根にもってるらしい。


まさか・・・

それでゆいちゃんにわざと優しくしてる・・・とか?





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