らぶ米でぃ!
「初めまして、丸瀬うららです。」

数日後―――

取り合えず友だちからってことだった


けど?


うららのヤツってばチャッカリ?


手土産のケーキを持って勝手にうちに遊びに来てしまった。



しかも計画的

2階のおにぎり屋の方から顔を出し

「あら?舞ちゃんのお友だち?」

聞く母に

「はい、でももうすぐ彼氏です。」

ニコニコして答えるうらら。


「ちょ・・・うらら違うでしょ?」


「何で違うの?僕たちってお付き合いを前提にお友だちしてるんだよね?」


は?はい?


『お付き合いを前提にお友だち』って言い方あり?


「あらあら、じゃあ舞ちゃんの彼氏ってことなのね?」



完全にうららを私の彼氏にしてしまってる。


ウイ~ン

自動ドアが開いて

お客さんが入って来た。


私が窓際の飲食スペースの椅子に座るとうららも前の椅子を引き出して座った。


こうして向かい合って座ってたの前なら絶対に俊太しかいなかった。


「舞子ちゃんのお母さんって若くて綺麗だね?」

うららが本人に聞こえてないお世辞を言ったので

「そう?お母さんに言ったらおにぎりサービスしてくれるかもよ?」

向こうでおにぎり握ってる母を見て言うと

「ホント?やったー!じゃ、言ってみる。」

おにぎり目当てでお世辞言う気満々のうらら



そわそわ


そわそわ


お客さんが帰ると同時に・・・



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