らぶ米でぃ!
八十八ったら何のつもりよ!?


「え・・もしかして彼氏?」


ミナト先輩

私の肩を抱く八十八から視線を私に戻して聞いてきた。



「え・・ちが・・」


私は、そんなミナト先輩から八十八の方を見上げて


そう

見上げて


って・・・


八十八

また背が伸びたの?


顔、よく見えない。

八十八のこと『彼氏です。』とか言っちゃっていいの?


八十八がどんな顔してるか表情が見えないから・・・



だけど、

妹の私が言うのも変だけど、

八十八を彼氏ですって言ってもミナト先輩に全然負けてないから


負けていないとゆ~より・・・


たぶん勝ってるから・・・




『彼氏です』って言っちゃたら

すごく気分いいだろうな・・・

みたいな?



まだ八十八を『彼氏です』と認めてないけど



「ミナト、帰ろう!」

弥生さんのおもしろくないって表情。



そんな弥生さんに


「帰るの?」

って八十八が聞いた





「はい。これからから学校に一度戻らなきゃならないので。

あの・・さっきの試合の相手チームの応援に来てましたよね?」


なんて

急にペラペラしゃべりだし



「私、マネージャなんです。

ミナトは、彼氏なんかじゃなくて・・・」



えっ?

何それ?


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