Requiem.
永久のサヨナラ





机の落書き

笑い声

流した涙




ひとつ

ふたつ


日々を重ねるごとに

君の面影は

僕の前から消えてゆく





サヨナラも言えずに

アリガトウも伝えられずに


すれ違ったまま

永久に離れ離れ





頼りない背中を見つめて
支えられてた単純な僕は

もう何処にもいない





夢の中ですら逢えなくなっても

きっと君はいつまでも


僕の中で笑うから――




ぐずついてる僕を叱って

立ち止まる僕の背を押して



そうやってこれからも

揺るぎない
愛しさと強さをくれるんだろう





時に青空の中で

時に僕の内側で



苦しいほどに綺麗な

君だけの言葉が


僕の胸に明かりを燈す






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