奇・竹取物語
家に入ってきたおじいさんを見て、おばあさんは小首をかしげた
「その背中におるオナゴは誰じゃ。事と次第によっては、一両日中にこの家から葬式を出すことになるが」
「光る竹から飛び出た未確認生物じゃ」
「卑猥な」
おばあさんは、床につばを吐いた
「その背中におるオナゴは誰じゃ。事と次第によっては、一両日中にこの家から葬式を出すことになるが」
「光る竹から飛び出た未確認生物じゃ」
「卑猥な」
おばあさんは、床につばを吐いた