ドラム女の過去~不良のあいつ~


2人はやっと公園についた。

履きなれないもののせいで
余計時間がかかった。

噴水の前をみると
そこには2人の男子。

玲は公園の時計をみた。

「完璧、遅刻ぢゃんっ」

2人は駆け足で噴水に向かう。



「ごめん!!おくれた!!」

玲は自分の前で両手を合わせる。

しかし彼らは黙ったまま。


ーうわっ・・・
 絶対怒ってるんぢゃん・・・・


秋は恐る恐る陸也の顔をみる。

するとそこには硬直した顔。


「ど、、、どうした?」

秋は困惑ぎみに問う。
すると彼は我にかえったかのように焦りだす。


「あっいや!!なんでもない」

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