隣の犬耳王子
猫耳姫


ユキと他愛のない話をしながら
長い階段を下りて行くと、
まだドタバタ騒ぎは収まって
いないようだった。


「あれ…?ユキは見つけた
ってさっき会ったメイドに
知らせたのにな…?」


不思議に思ってユキの顔を見ると、
ユキの顔は驚いたように固まっていた。


「ユキ?」


ユキに話しかけると
ひとつため息をついて
呆れた顔をした。


「なんで里菜がここに
いるんだよ…?」


里菜?里菜って…まさか…


「あぁ〜ユキ兄さん何処に
行ってたのよぉ〜?」


…やっぱり里菜だよね。

里菜はユキの妹だ。
でも、血は繋がっていない
みたいで、里菜の耳は猫の耳が
ついている。

それをよく思わない城の人間は
里菜を外へ出したがらない。
だから里菜はここに来れる
はずはない。


「また抜け出したのか?
全く世話が焼ける妹だな。」
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普通に暮らしてきた。 毎日をただ消費して。 友達も恋人も学んだ。 すべて無駄ではないと 思えるほどに私は大人 ではないけれど。 ただ、ただ。 笑って泣いて悩んで 怒って愚痴を零した。

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