生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜


「モモコさん。ワントーン暗めの色で、長さは、肩と胸の間くらいにお願いできますか?」

「任せて!」

 千紗の注文に笑顔で応え、新しいワントーン暗めの色のウィッグを取り出した。

 かぶっていたウィッグを取り外し、新しいのを着ける。

「うん。いい感じです。ありがとうございます」

「いいのよ!いいのよ!ちぃちゃんの頼みごとなんだもの。
じゃあ、私は失礼しますね」

「本当に、ありがとうございました」

 てきぱきと片付け、来たときと同じ様にアタッシュケースを持って出ていく。

 再び、雄太郎に目を遣れば、初めての格好でソワソワしていた。

「ねぇ、ミドリ。スカート、短すぎない?」

「そう?このくらいが可愛いと思うけど」

「膝上10センチくらいにしない?」

「えー!」

「考えてみなさいよ。遊び慣れてる子とするより、清純な子としたいと思わない?」

「そうなの?……タツキさん?」

 うげ。
 このタイミングで俺かよ……。


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