生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜
バスタオルで水気を取り、華さんからもらった下着を身につけ北高のブラウス、英明のスカートを着る。
なかなか出来ない組み合わせに、少し楽しかったりするけれど、ボタンが弾け飛んだブラウスが視界に入れば、さっきの感覚や鏡に映った身体を思い出す。
「……やだ、どうしよう……」
カタカタとありえないくらいの身体の震え。
立っていられなくて、その場にへたってしまった。
何で………どうして今さらなの?
シャワーを浴びる前よりか、浴びた後の方が、佐野が触ったところの感触が酷く浮き上がる。
「………っ。華さ、んっ……。華さんっ」
ボロボロと聞こえてくるんじゃないかってほど、涙が零れて呼吸どころじゃない。
過呼吸になったことはないけで、今なってもおかしくないくらい私の呼吸は荒れていた。
「千紗ちゃん?さっき呼んだ?」
「……は、な、さんっ……」
「千紗ちゃんっ?!開けるよっ」
かちゃりと小さな音を立てて開いたドアの向こうに、スーツから部屋着に着替えた華さん。
華さんはぎゅうっと私にまとわりついた感覚を消すように強く抱きしめた。