生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜
「アレ、ミドリが貼ったの?」
「うん!これからいっぱい行事もあるし」
なつっこい笑顔を向けるミドリに「うん、そうね」と微笑み返す。
「美羽子センセーの代わりって誰だろーね」
「頭が堅いヤツ以外がいいな」
「頭柔らかくなかったら私達についてこれないわよ」
「あたし、体育の先生がいい!」
「体育の先生は、野球部の顧問でしょう?」
もう、皆、同じ思考回路ね。
だいたいは予想がついてる。
あー、イヤダ。
普通は、廊下に人がいれば気配を感じるのだが。
それをまったく感じず、いきなり、コンコン、とドアが叩かれる音が響いた。
「あ!ちぃ、来たよ!はーい!」
静かにドアが開いたと同時に、入ってきた人を見つめた。