生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜
「私…、タツキが近くにいることは、すごく嬉しいのよ。
……でもね?嬉しい反面、すごく不安。いつ、バレるか分からないでしょ?
最低でも、1年。近くにいるのに、普段の私達でいられないのよ?」
私、今。すごく情けない顔してるわ、きっと。
ぽつりぽつり、と気持ちを言葉にして伝えると、タツキは、ふっと破顔し、私を抱きよせた。
「大丈夫。俺と千紗が学校で顔合わせるの、生徒会くらいだから。
今んとこ、3年の先生だからさ」
「春からは、1年生?」
「さぁね。でも、千紗の学年を持つことはないよ」
「そのほうが、ありがたいわね」
タツキの肩に額をあて、クスクス笑う。
私と一緒にいたいから、学校に来てくれたのなら……。
こんなにいい人は、他にはいないのかもしれないわ。
タツキ………。
私、頑張るわよ?
その“禁断の愛”とやらを。