生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜
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風邪もすっかり治り月曜日、いつも通りに登校。
午前中の授業を終え、昼食後にウトウトしていると、突然背後から襲われた。
「重っ……」
「重いとかヒドイよ!」
「うるさいわねぇ。ミドリ、耳元で叫ばないでよ」
ミドリはブーブー言いながら隣の席のイス引っ張り腰を下ろした。
「それで?アノ人とちゃんと話したの?」
アノ人というのはタツキだろう。
話した、とはどこから言えばミドリは納得するのか……。
納得っというか、理解だが。
「話したわ。どこからミドリに言えばいいの?」
「うーん。あ…、なんでココに来たの?」
「生活パターンが真逆だった私達の関係を維持するため」
「……噛み砕いて?」
「アイツは塾講師だったでしょ?」
「うん」
「そうすると、夜仕事になる。もちろん、私は昼間学校だから夜には家にいる」
「あ…そっか。それで、すれ違いになっちゃうんだ」
あら。今日は理解するの早いじゃない。
それから、校長がタツキを学校に引き抜いた話や、最近会話がなかったことなど全て話した。