オバサンだって恋したい!!
「美園今思った事どうでもいいから。」



又心読まれちゃった。



「美園表向きの幹事をしろ。後俺が仕切る。先ずは正木に必ず連絡する事。今日の帰りまでに、歓迎会の日にち時間場所を決める。決まったらみんなに連絡しろ!分かったか。」




もう何もかも自分で決めちゃうんだから。



でも、自分の歓迎会を自分で計画するってどうなの。



「美園は自分で何も決められないだろ。夕食は何にしょうか?悩み出しては一時間。今日雨降るかな?洗濯物外干していいか?一時間。まだまだあるぞ。飯食いに行っても何も決められないし、今朝だってどの服着るか悩み、髪もアップにしたり下ろしたり、全くどれだけ悩むつもりだよ。だから全て俺に任せろ!」




私は思わずはい、と言ってしまった。




絶対早瀬係長のペースに流されている。




でもそれが嫌ではない。




何故か安心出来る。








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