オバサンだって恋したい!!
決めたら即行動の早瀬係長。


退社する頃には全て決めてしまった。



日にちは今度の土曜日18時からで、場所は会社から歩いて行ける、居酒屋小都子。



小都子は私の幼馴染みがやってるお店。



小都子は私たち親子の事も分かってるし、正木とどうして別れたかも皆知ってるし、場所がここで良かった。



何で場所をここにしたのだろうか?



早瀬係長は、私と小都子の関係は知らないはずた。



隣にいた早瀬係長に声をかけられた。



「美園が今考えてる事当てようか?」



私が考えてる事???



「場所を小都子にしたのは、課長があそこがいいよって教えてくれた。美園の幼馴染みがやってる店だってね。俺もその方がいいと思ったんだ。」




なるほどそういう事。



小都子に正木の事相談してみようかな。



「歓迎会の連絡は、社内メールで美園の名前で連絡して置いた。出欠は明日までに美園のとこに来るよ。今日は、珍しく拓也残業だ、美園今から二人で小都子に行かないか? 」




ここ暫く小夜子に行っていない。




小夜子の顔が見たいと思った。








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