お嬢様と執事さん

連side

連side


只今の時間、午前1時。


パーティーの片付けも終わり、就寝しようとベットに座ると、ノックもなしに、ドアが開かれた。


「よっ!」


「壬晴、なんの用だ?もう寝ようと思ってたんだけど」


「まあまあ、冷たいこと言うなよ。お前に言っとくことがある」


苦笑混じりから、最後の方は、どこか決心を決めたような口調だ。


「なんだ?」


「俺……───













遥お嬢様が好きだ」
















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