Monochro world
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私たちは受付を済まして、待合いで名前を呼ばれるのを待っていた。
「…。」
「…。」
お互いに会話はなく、ただ隣に座っていた。
だけど、周囲の目は厳しく、明らかに注目されているのが分かった。
――多分……高校生が妊娠なんてして、だらしないと思われてるんやろなー…。
てか優太にまで迷惑かけて申し訳ないなぁ…。
そんなことを思っていたら、惨めな自分と優太に迷惑をかけてしまったことに涙が出てきてしまった。
――ポンッ…。
「周りの目なんて気にすんな!それに俺が連れて来たんやから、俺は平気やで?」
私の頭に手を乗せて、ニコッと笑う優太。
なんでそんなにあんたは優しいの?
「あ、呼ばれだで?行ってきぃや。」
「うん…。」
私は涙を拭いて立ち上がった。