Monochro world
このとき50%の嬉しさと
50%の絶望しかなかった。
「妊娠してますね。」
お母さんみたいな女医さんにあっけらかんに、“いつものこと”みたいに言われてしまった。
色々な気持ちが入り混じってそれからのことは全く覚えていない。
ただ、隣に優太がいてくれてすごく安心したことだけは覚えている。
今思えば、ずっと見守ってくれてたのは優太だけやったなぁ…。
でも心を癒してくれたのは、
小さな命と時間だった。