身代わり姫
レオノーラは王女の部屋の扉の前にうずくまり、声を立てずに泣きました。

ああ、王女様があんな事におなりになるなんて。
私があんな場所を言わなければ、こんなことには……。


「レオノーラのせいじゃないよ。大丈夫、パメラがきっと何とかしてくれるさ」


リュイが、レオノーラの頭を抱き締めるようにして言いました。









しばらくして扉がゆっくり開き、パメラが出てきました。
泣きはらした顔のレオノーラを見て、優しく頭を撫でて立ち上がらせてから言いました。


「さあ、帰るよ。家に戻って、調べものを手伝っておくれ。どこかにきっと、王女を助けるヒントがあるはずさ」


「オレも手伝う! レオノーラ、頑張って探そう」


レオノーラは涙を拭いて、こくんと頷きました。



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