身代わり姫
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「ふん、なる程ね。それでお前はビーワ国を追い出されたって訳かい」


もうすっかりぬるくなったアキナシのお茶を一口飲んで、パメラが言いました。


「ああ、どうにかならないか? このままじゃ、レオノーラの居場所がなくなっちまう」


リュアネスがパメラの顔を窺うようにして言いました。
パメラはふむ、と言って黙りこくってしまいましたが、首をゆっくりと横に振りました。


「レオノーラはこの国にもおれんだろう。
今、ビーワ国の使者が来ておってな、国王はその応対に頭を抱えておる。レオノーラが戻って来たとなれば、処罰を与えるだろう」


レオノーラがしゅんと俯きました。パメラはその様子を端に捉えながらも、話を続けました。


「せめてグラディス王女が元に戻ればの。
国王の気も落ち着こうし、ビーワ国には謝罪でも何でもして再び婚姻を結べばよい。
ビーワ国の王子も悪魔にとりつかれておったのなら、お互い様じゃろ」


レオノーラは益々しゅんとなり、小さな声で聞きました。


「あの、グラディス王女の呪いを解く方法は、まだわからないんですか?」


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