からんころん

「何よー?」

「タオルとパンツ忘れた。持ってきてくれ」

「いっ嫌よ!なんで私があんたのパ…パ…」

「じゃーこのまま出るけどいいか?」

「持ってくるよっ!どこにあるの!?」

「奥の部屋にある俺のでっかいバッグの中」



うぶな実果子はタジタジだ。





「なんで私が…。はーい、ここ置いとくからね…!」

「さみっ…おせぇよっ!」

「ぬっ…そりゃすみませんでしたっ!」

「おっ、これ1番のお気に入り。よくわかったな」

「…偶然よ!はぁ…ヘンな汗出できた…」

「あんたも浴びるか?」

「浴びない!もう帰っちゃおうかな…」










晴紀はタイミングを見計らっていた。



「…やっぱり警察に」

「ママ、早まらないで!」

「もう十分探したし考えたわ!」

「あったー!!!」



晴紀の大声に一家は駆け寄っていった。



「あった!?どこどこどこ!?」



興奮している母は晴紀の周りをキョロキョロちょろちょろ…



「ほら。電話帳に挟まってた!これでしょ?」



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