兄貴の想い
ヒデは私を無理矢理ソファーに座らせ話し出した。
『どういうことなんだ!?俺は聞いてないぞ!!』
『そりゃそうだ。だって言ってないもん。』
私は意地になりソッポを向いた。
その態度に尚更頭にきたヒデは怒鳴った。
『お前のために言ってるんだぞ!何だよ!その態度は!!』
『ウザッ…』
私は小さく言って席を立った。
すると、ヒデは「逃がしてなるものか!」と言わんばかりに私の手首を強く掴んだ。
『話は終わってない!』
『痛てぇな!放せよ!』
私はヒデの手を振り払った。