君色 **空色**
少し釈然としない気がするが、そこは大人の女性の意見に従う事にする
『にしても、いつの間に??』
考えて思い当たる節は……
学校の教卓の中!?
不意に思いだした先ほどの状況に、私の顔に熱が帯びるのを感じていく
「陽菜ねぇちゃん、しんどいの??顔赤いよ??」
「え!?あ、えーっと……大丈夫、大丈夫!!」
「何でもないよ、ありがとね」と言いながら亮太くんの頭を撫でる私を、ミラー越しに見て、綾那さんはほほ笑んでいる
まるで私がどうして赤くなっているのか見透かされているよう
いや、実際見透かされているのかもしれない
その事に再び気恥ずかしさを感じながら、私は亮太くんとの会話に思考を集中させていった
『にしても、いつの間に??』
考えて思い当たる節は……
学校の教卓の中!?
不意に思いだした先ほどの状況に、私の顔に熱が帯びるのを感じていく
「陽菜ねぇちゃん、しんどいの??顔赤いよ??」
「え!?あ、えーっと……大丈夫、大丈夫!!」
「何でもないよ、ありがとね」と言いながら亮太くんの頭を撫でる私を、ミラー越しに見て、綾那さんはほほ笑んでいる
まるで私がどうして赤くなっているのか見透かされているよう
いや、実際見透かされているのかもしれない
その事に再び気恥ずかしさを感じながら、私は亮太くんとの会話に思考を集中させていった