君色 **空色**
「翔太って呼んだら、呼んでやるよ」
「!!」
その言葉に声にならない驚きを感じていると、彼の力が少し緩んだ
顔を動かせるようになったので、彼の方を見上げてみると、彼はまっすぐ私を見てニッと笑っている
その顔にドキッとして彼から視線を外すと、私は「しょ、翔太……くん」といっぱいいっぱいで呼んでみた
「ん~聞こえないなぁ~?」
「っ~!!」
あぁ、逆にはめられた……
心の中でその事に気がついて、声にならない講義をしていると、彼はもう一言私に付け足してくる
「ってか、心の中じゃ名前で呼んでるくせに」
「え!?」
驚く私に「正月夜這いされた日、寝言で俺の名前呼んでたもん」と彼は言う
「!!」
その言葉に声にならない驚きを感じていると、彼の力が少し緩んだ
顔を動かせるようになったので、彼の方を見上げてみると、彼はまっすぐ私を見てニッと笑っている
その顔にドキッとして彼から視線を外すと、私は「しょ、翔太……くん」といっぱいいっぱいで呼んでみた
「ん~聞こえないなぁ~?」
「っ~!!」
あぁ、逆にはめられた……
心の中でその事に気がついて、声にならない講義をしていると、彼はもう一言私に付け足してくる
「ってか、心の中じゃ名前で呼んでるくせに」
「え!?」
驚く私に「正月夜這いされた日、寝言で俺の名前呼んでたもん」と彼は言う