君色 **空色**
そんな状態にしない為にも、会話が途切れないように、私はどんどん2人に質問していく

バイトの話に、服の話、高校の話……

そこで2人の色んな一面を知ったりする

そうして岩崎くんの話に移るたびに視界に入る青


そうか、曇りなのに少しテンションが下がるのはこの青だ


1人でそう納得しながらも様々な話を振っていく

話が途切れると、考えてしまうから

その青は私の目には毒だ

この世から、すべての青を消せたらどうなるだろう

それでもきっと、考えてはしまうんだろうけど……


ひたすら話を振っていた私だけれど、途中で振る話題がなくなり困ってしまった

どうしようかと逡巡していると、ふとある事を思いついて、バックからケータイを取り出した


「あ、なぁルナちゃんは誕生日いつ?最近皆に聞いてるんだよね♪」


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